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【オフィスミギ】晴れ男なものですから

「勝って当たり前」ということについて

「勝って当たり前」という表現は闘う、あるいは、闘った人間だけが発言することを許されるように思う。自分に向けての良い意味でのプレッシャーや、応援してくれている人たちへ向けてのメッセージとしても、だ。

勝ってしまえば、実際にそういうものだと認知される。勝って当たり前の相手であり試合だったと。しかし、本来は簡単ではない。

世界ランク2位の和氣慎吾は世界前哨戦としてこの試合に挑んだ。勝って当たり前という結果が潜在的に求められた。対戦相手はフィリピンの選手。過去に東洋タイトルマッチでKOに下していて6年ぶりの再戦だという。対戦相手とホールの通路ですれ違ったが、寒気がするほど異様な殺気を放っていた。

相手の立場を想像する。実力差があろうと勝てば一気に世界ランカーになれる。失うものはない。守るべきものを持たないという優位性は実は怖いと思う。解放された精神で挑むことが可能だからだ。力量の差のある強い相手と闘うことは、モチベートと取り組み方次第では自身の実力以上の力を発揮する場合がある。レベルの高い相手の能力(今回の場合は和氣)によって自身の力(メンタル的要素も大きい気がする)が拡大するという現象。そして、その逆の場合は本来の潜在的な力が発揮しずらい状況に陥ることがある。圧倒的な実力差があっても、蓋を開ければなんとか判定で勝ったというような試合をみかけることがある。

最悪の場合、どういう現象が起こるか。和氣の持っている能力が200として相手の能力が100としよう。100の能力の差がある。だが、和氣の能力の高さによって引っ張られ相手の100の能力が最高で150になれるとしよう。この場合でも50の優位性で勝てる。だが、和氣が相手の能力の低さから(舐めているという意味ではない)本来の200の能力が全力で挑んだつもりでも150しか出せなかったとしよう。すると150対150のイーブンになる。最悪、このような現象が起こった場合、勝負はまったく分からなくなる可能性が生まれてしまう。

試合は3ラウンド途中まで和氣が圧倒的に試合をコントロールしていたが、一瞬で逆転されてしまう。意識を失うほどの危険な倒れ方だった。

ランキングを奪ってやる、という死に物狂いの相手に、当たり前の結果を残す、というのは実際は相当ハードで、常に危険が伴う紙一重の勝負なんだということを観る側の僕らに知らしめる。今回の結果を責めることなどできるはずがない。




# by officemigi | 2019-10-14 01:05 | 林建次の日々 | Comments(0)

ネガ整理


ここ最近、ひどく大雑把にではあるがネガ整理を敢行。


10年前の出版に合わせてセレクトしたままだったのでごちゃごちゃしてるが、当時の熱量というか想いの強さがよく分かる。

あらためて膨大なるネガの一部をチェックすると、想像していた以上に気が滅入ってくる。


一生懸命撮っている(ワタクシ)のだろうが、20年前から12年前の当時の自分のダメさ加減の証明である恥部(ネガ)をわざわざ掘り起こして眺める行為は精神的に体力がいることに気づかされる。


確かに面倒な作業だが、なるほど、潜在的に避けていたということなのかね。


まったく酷いものだなと(被写体ではない、ワタクシが、だ)海より深く落ち込みそうになるが、その中で僅かに輝けるものがあるのは(被写体の、だ)救いになる、というか、あぁよかったな、と思う。


「撮る」という行為は、後悔の数をどれだけ減らすことができるか、ということに帰結する。


そういう意味では、へなちょこでもむちゃくちゃでもシャッターを切ってるらしい当時の自分は、とりあえず「よろしい」という評価にしようかね。




# by officemigi | 2019-09-30 10:16 | 林建次の日々 | Comments(0)

夏に想う

暑い。夏だな。


ここも放置しっぱなしだからではないですが。。。。



ちょっとだけ落ち着いたかな。

だからひととき、だらりとしてる。


様々なことがあり、素晴らしいことも、考えさせられることもあるな。


まずはTOKYO BIG HOUSE 菊田代表のブックが完成したこと。

取り組んだのは昨年2月だから、永らくかかった。


成長を続けるTOKYO BIG HOUSEというか菊田代表の生き方は

これまで出会ってきた方々でも相当な個性とバイタリティを感じます。

そこに幹部会議や移動中の車内やミーティングなど普段ありえない状況の中、

べったりと側にいてたくさんのことを体験させていただいた。


広報の方々とのやりとりで最大限伝わる方法で本ができたと思う。

これらの体験はとても大きな引き出しになったかな。

菊田代表は本当に素晴らしいと思います。

菊田代表のような方が世の中を変えていくんだろうな。


同時に京大アメフト部のイヤーブックも完成。

ゼネラルマネージャーの三輪さんの情熱は素晴らしい。

それと青春の真っ只中ですべてを闘うことに賭けた彼らとの並走は刺激的だったし、イヤーブック担当のスッタフの方の想いの強さや仕事のはやさに感銘。

本当に素晴らしい。


代理店を通して川崎市のお仕事でまた様々な体験をさせていただいた。

川崎市は可能性の大きい素晴らしい市だと想う。

そこで生きて行く人たち。感動したな。

なにか価値あることが提供できたならと思います。


寺田冷機さまもブックが仕上がった以降もゆっくりと現場に入らせて頂いて本当に感謝です。

当たり前にあるインフラを維持していく。

目の前にある難関をひとつひとつ丁寧に取り組んでいく姿が修行僧のようでもあり、無欲のまたは無心の情熱は間違いなくこの国を支えてきた。

普遍的な最も素晴らしい生き方だと想う。ただただ敬意しかないです。


そしてもう17年ぐらい前だけど池上本門寺に満月の十三祭りで出逢った博報堂、JR東日本企画の長、森川さんとの再会において、ようやくお話できる場所までなんとかこれたかな。

漢の背中がすべてを語っているっていうのはこの人のことなんだって思います。ああいう人になりい。敬意込めて。


あとクムクム代表の阿比留社長。

あんなに純度が高い人はいないのではないかと思います。

それだけでなく徹底した情熱と絶対達成するという狂気。

強烈なエネルギーで多くの人を引き寄せていく。

ご一緒させていただいて、学ぶことばかり。

これまでにないものを創り上げていくのだろうし、絶対そうなるだろう。


8月1日に永眠された三迫ボクシングジムの三迫会長。

ときに生意気なワタクシを烈火の如く叱っていただき、また深い愛情のたくさん頂いた。

三迫会長がいなければここまでボクサーたちと関わることは出来なかったです。

遺影の写真は生前から依頼されて撮らせていただいた。

だから涙か溢れてきた。

会長、本当にありがとうございます。


マキノノゾミさん、キムラ緑子さんたちのひたむきな芝居人生も本当に素敵だった。

マキノさんは変わらずロックなオーラがかっこいい。

キムラ緑子さんはまたすごく美しくなられたと思う。

今の場所に立つということは、みえないところでものすごくタイトなことがあるはずです。

でもそれらを微塵にも感じさせない精神の美しさ。

蓮の花のようで、素晴らしいと思った。

久々にお会いできて嬉しかったです。また一緒になにかしたいな。


また残念なこともあるが、全力で取り組んだのであとはどうか頑張ってもらいたい。

最後は己の力でね。俺もそうだから。



さて、ちょっとだけ休憩してね、一気に走ろうかね。

もう目の前にある。

23歳のときに、こんちくしょうって思ってなんとしてもって誓ったことね。

まだたくさんどきついことを体験することになるのだろうけど、ね。



# by officemigi | 2019-08-10 20:22 | 林建次の日々 | Comments(0)