林の写真室にて、ここ数年取り組んでいる本の編集会議。
編集者T氏と林と史織の3人がそろっての会議は、久々である。
ありとあらゆるスタイルを考え、たどり着いた形。
デザイナーに渡すための準備に取り掛かる。
大型スクリーンのmacで見るスライドショーに合わせて、ウルフルズの曲が流れていた。
取材したひとりひとりと長い時間をともに過ごし、今どうしているのかと想いを寄せながら、当時の熱い息吹を感じる。
スライドショーを見たT氏は、
「この本を見た人たちが、舞台はちがっても、自分の立つ場所で、生きるということをしっかり感じ取ってくれるとうれしいですね」とつぶやく。
デザイナーの手に渡り、この写真はどのような形に落ち着くのだろうか。
たくさんある写真を、さらに絞り込む作業はまだ続く。