24日は台雲寺という埼玉にあるお寺で
講演というか、お話をさせた頂いた。
元ボクサーで日本のトップコンテンダーでもあった榎本信行とのコラボ。
小学生とその保護者でだいたい３０人ぐらい。
小規模であったが、その方が距離が近くて楽しい。
なんせ小学生相手。
諦めずにどうやってカメラマンになったかのプロセスや、
ボクサーとして必死で生きてきた話だけではなく、
ちょとした企画を試みた。
お寺の一角におある広いスペースをお借りして、
椅子で囲った即席リングと、赤のバックペーパーをセットして
１２００Wのストロボでライティングした即席スタジオを作った。
ようするにボクサーとカメラマンを実際に体験をしてみようというものだ。
ボクサーやりたい子とカメラマンやりたい子と立候補してもらった。
小学生が日本のトップコンテンダーのボクサー榎本と本物のグラブをはめて闘うのである。
もちろん、榎本は一発のパンチもださず、避けるだけ。１ラウンド１分。
簡単には当たらない。というか当たるはずがない。
グラブをつけてリングインする前に、プロ使用の重たい一眼レフのカメラを使って
セットされたスタジオでファイティングポーズを決めて、決意のほどを撮る。
闘う覚悟と、撮る覚悟。そこでお互いがしっかりと向き合う。
そして１分間、必死で榎本を追いパンチを繰り出す子。
で、その一生懸命なところを重たいカメラ担いで即席リングサイドを懸命に動き回り写真を撮る子。
簡単に当たらないけど、諦めずに全力でファイトすること。
一緒に闘う気持ちで、見守りながら写真を撮ること。
言葉よりも、実際に体験することが一番。
これが実に面白かった。
みんな真剣になってる。
榎本も楽しんでいる。
いけ〜、だの、撮れ〜、だのとゲキをとばしてるワタクシは、
さながら段平オヤジ気取りである。
片目ではなく片手だが。
みんなで楽しめたのは本当によかった。
そうなると遠慮がちな子も最後は元気一杯で、こちらもパワーを頂きました。
お世話になりました台雲寺の方々、保護者の方々、
参加した元気なみんな。
一緒にコラボしたノブ。
本当にありがとうございました。
感謝。
価値のあることは、また続けていこうと思います。
