【オフィスミギ】晴れ男なものですから | |||||
先日、林がすごい試合を見たと興奮しながら語った。 佐々木基樹選手の東洋太平洋のタイトルマッチがそれだ。 林は佐々木選手のブログのファンでよくチェックしていた。 今回の試合は、見事な作戦勝ち。 イメージどおりの展開だ。 1Rに猛奪取でダウンを奪い、6R佐々木選手のスタミナ切れかと思わせる誘導に、見計らったタイミングで2回倒して完全勝利。 圧巻だった。 自分より強い相手と闘うための準備周到な戦略。 鳥肌の立つボクシングだった。 普通のことしてたら、勝てない。 その覚悟はすごいと感じた。 リングの上だけではない。 入場曲の選択まで、その想いは達していた。 佐々木選手が選んだ曲は「Jupiter」 ひとりで闘い続けてきたわけではない。 その想いが入場曲に込められる。 「Everyday I listen to my heart ひとりじゃない 深い胸の奥でつながっている」 「望むように生きて 輝く未来を」 会場に流れたこの入場曲に、観客はまた、心をひとつにして佐々木選手の勝利を信じた。 その前の試合の今井桃太郎選手の入場曲にも覚悟が感じられた。 ヴェルディの「レクイエム」。 クラッシックがかかることは少ないので、何か異色な雰囲気が漂った。 死者をよびさまし、最後の審判を受けるという意味を持つこの曲は、復活する今井選手の覚悟が込められた曲だった。 その試合も見事に、今井選手らしい勝ちをリングの上に記した。 ただ、リングに上がるのではなく、あらゆるところで覚悟を示す。 覚悟のほどで、勝負の行方が決まるといっても過言ではないと感じた。
by officemigi
| 2008-02-22 18:31
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Comments(4)
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五月雨
at 2008-02-22 23:09
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覚悟さえすればいいっていう問題か?
世の中 覚悟だけじゃあ生きていけねぇんだよ!
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雨宿り
at 2008-02-24 23:45
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五月雨
at 2008-02-27 16:37
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>雨宿り
普通の社会生活を送るにあたって、覚悟は無縁だと思う。 覚悟とは非日常の中にあるのではないか。 だから、自分は覚悟したことがない。 それで社会の中で普通に生きてきたのだ。 雨宿りさんこそ、覚悟したことありますか? 普通に社会で生きている五月雨にとって覚悟をする必要はありますか?? また、覚悟する利点は何ですか???
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officemigi at 2008-02-29 18:01
「覚悟」をテーマにコメントありがとうございます。
ボクシングというスポーツは、非日常かもしれません。 文明社会において、拳ひとつで闘うわけですから。 しかも裸に近い格好で。 人間の生き方とか、考え方とか全てがあらわになってしまうスポーツですね。 だから、日常にはあまり感じられない「覚悟」あるのかも。 普通の社会で体験する受験、就職、転職、結婚などなど、人生の節目にもそれぞれの覚悟があるように思います。 日常の今まで何の気なしにやっていたことに、「覚悟する」という意識をもって取り組んでみると、もしかしたら結果はちがうかもしれませんね。
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