【オフィスミギ】晴れ男なものですから | |||||
相澤国之の世界戦挑戦は終わった。 相澤選手が、試合後、自分の不甲斐なさに、人前で涙を流す様は今まで決してみることのない姿だった。 昨年、日本タイトルマッチに敗れたとき、初めて悔しいと感じるまで、ずば抜けたセンスが勝利の厳しさを教えることはなかった。 今回、試合直後からあふれ出す涙、負けて、控え室に戻る階段の踊り場で、思わず立ち止まり、壁に顔を突っ伏せて 「悔しい!情けない!情けなさ過ぎる」 腹の底からわきあがる声を発した。 薄暗い壁に、青いブローブをトントンと当てながら。 全く手が出なかった。 出なかったわけではなく、出させてもらえなかった。 パンチの恐さより、距離をとるうまさに追いつけなかった。 何もできないで終わった挑戦。 悔いばかりがこみ上げてくる。 自分に対する怒りが沸々と湧いてくる。 相澤が、本当にボクシングに目覚めた瞬間かもしれない。 この日のために準備してきたいろいろなことを思い出す。 各社スポンサーさま、三迫ジム関係者さま、ボクシング関係者さま、ほんとうにありがとうございました。 心より御礼申し上げます。
by officemigi
| 2007-09-25 09:28
| ボクシング
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