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【オフィスミギ】晴れ男なものですから

映画の現場へ

映画の現場に入ります。



かつて義足でリングに上がった土山直純さんというボクサーがいました。

下肢障がい者という理由でボクシングコミッションからは認可されず、プロボクサーとして日本のリングには上ることはできませんでした。
ボクシングはスポーツですが、命のやりとりという意味において、リスクの大きい競技という事実は外からみてきた自分でも感じることです。
故にコミッションの判断はある意味においては、正しいと言えるかもしれない。



しかし、土山さんはその壁を越え、リスクを引き受けてフィリピンでプロボクサーとして闘う場所を勝ち取る。


結果としてチャンピオンになれたわけではない。
だが、土山さんがそこまでして闘いたかったのは何故なのか。潜在的に求めていたものは何だったのか。


この映画は義足のボクサー土山さんをモデルにしている。

主演の尚玄さんは、7年前から土山さんの生き様を映画にするために奔走してきたという。
映画人として、俳優として生きる尚玄さんが、なぜこの映画に、土山さんの物語にこだわってきたのか。
立っている場所は違えど、土山さんと尚玄さんが潜在的に求めるもの、あるいは求めたものは、おそらく同じなのかもしれない。
それは何だったのか、ということは映画が完成して解ることなのだろう。



尚玄さんは様々な現場をこなしながらも、節制した生活や、日々欠かすことにない厳しいトレーニングで身体も精神も研ぎ澄ましている。張り詰めた空気の中で撮らせていただいたポートレートはボクサーそのものであり、同時に役者の狂気の片鱗を垣間見る。



映画の現場へ_b0119854_17462064.jpg

まもなくクランクイン。


この映画を指揮するのはカンヌなど世界の主要な映画祭の賞を何度も獲得しているアジアを代表する巨匠、ブリランテ・メンドーサ監督。






by officemigi | 2020-01-22 17:50 | 林建次の日々 | Comments(0)
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