【オフィスミギ】晴れ男なものですから

再び職人

丁度1年前に、エアサイクルハウジング「職人の貌」の撮影が始まりました。
照りつく太陽の下、黙々と、誠実に自身の仕事を全うしようとするその姿勢に心震えたものです。
鳶、大工、左官、それぞれの職人たち。

今回は電気、板金の職人さんたちの現場を見ささせて頂きました。
彼らの仕事は完成した時にはすべてが隠れてしまうために、決して表に出ることはないです。

電気は通って当たり前、雨漏りしなくて当たり前。
彼らは当たり前の結果を残すために、あらゆることを考えて誠意を尽くす。
配線も、屋根も、その細部にとてつもない愛情をかける。
当たり前の結果を残すために、危険と隣り合わせの現場がある。

誰も何も教えてくれない現場を幾つも乗り越えて来た。
けど、自分が凄いだなんて一言も言わない。

スイッチを押すだけで、当たり前に電気はつく。
玄関、トイレ、居間、様々な場所で。
その電気の配線は、いや家の神経といえばいいだろう。
誰かが、考えに考えて張り巡らしている。
窮屈な狭いところで、汗まにれにりながら。

もしかしたら、こんなこともあるかもしれないからと考え、
暗闇になるとことろに設計とは関係なく最善の保険をかける。
誰かのためを想う。
決して表には見えない愛情。

いつか誰かの夢の家が完成する。
皆、目に見えるもの、たとえば、そのビジュアルや機能、その美しさに歓喜し感謝する。

そして、夜になって「当たり前」に電気は灯る。
そこにとてつもない愛情が込められていること知る人はいないかもしれない。
だが、家に神経を張り巡らした男は、心の奥底で独り、こう思うのだ。

すべてよし、と。

b0119854_21255433.jpg

b0119854_21232552.jpg

b0119854_21234261.jpg

[PR]

by officemigi | 2014-08-09 21:34 | 小話 | Comments(0)
<< 過去に 8/7 >>