【オフィスミギ】晴れ男なものですから | |||||
敬愛する写真家、内堀タケシさんのギャラリー目指して久我山へ。 内堀さんとお会いするのは、2009年以来でした。業界のことや、出版社とのつき合い方や、営業方法など、行き詰まると会いに行っていたと思う。まぁ、いうなれば、 「兄貴、さっぱりわからんです、教えて下さい」 と甘えにいってたわけだ。 内堀さんはドキュメンタリーの分野を見事に仕事として成立させている方で、その労力を惜しむことなく継続させ、また、いい意味での図太さも持ち合わせていらっしゃる。その行動力は凄まじく、世界中を駆けずり回り、内堀さんは戦地にも赴く。もう十数年もアフガニスタンへ行って、その現状を肌で感じフィルムに収め続けている。当然危険な目にも遭っている。そういう意味でも自分とはレベルが違う。百戦錬磨の風格は決して表にはみせない。穏やかでありながら、実にカッコいいのだ。今回もあえて内堀さんの意見を聞きてみたく、こういう考えなのだということを伝え、それをするためになどと熱弁を奮ってみた。ワタクシは内堀さんに、それをするためにはこういう方法がある、ということを期待していた。 だが、しかし、である。 「君がそんなに器用なら、写真なんてやってないだろ。」 そう言って、ニヤリと笑った。 くっ。 それだけで、言わんとしていることは十分伝わった。 内堀さんは、4月に新たな本を出版しました。 「ランドセルは海を越えて」 久しぶりに、本当に素晴らしい写真集に出会いました。 ホロリときた。人間は素晴らしいと思いました。 8月には青山のスパイラルホールで写真展を開催。 詳細はまたお知らせします。 officemigi HP http://officemigi.com/
by officemigi
| 2013-07-12 23:38
| 林建次の日々
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