【オフィスミギ】諸行無常 | |||||||
メシを食べたいという欲求がなくなってきた。いい感じね。 もちろん、必要だからバランス考えて食事を創って味わうけど、欲求がなくなってきた。食べれない、じゃなくて、ね。 満たすことで逃れようとしてたのが分かる。 逃げたくても向き合っていくことで、研ぎ澄まされていく感覚。 そう、1年半ぐらい前に酒辞めた。 適量の酒は都合よく脳を覚醒させるのを知っている。けど、言葉を降ろすことを目的に呑んだことはない。 そこに頼らず覚醒するには、散々苦しまないとやっぱり俺には無理だね。それでようやく完遂することが出来る。aiの時代になるってのに、ねぇ。 そう、ぼんやりと思うけど、贅沢に死を受け入れるという行為は、これらのプロセスのもっと巨大で圧倒的にどきつい感じのやつなのか、と想像する。だとすれば、最期まで呼吸や鼓動が止まる瞬間まで意識的に生きて、ついに光を見出すことが出来るってことなる。ということは、運も含めて納得できる生き方をしないと、とてもじゃないが贅沢に逝けないということになるね。不安とか恐怖を超えて、生きるを贅沢に存分に味わいたい、という本能がある。そういえば、父親は独りで逝ったけど、今思えば見事だったと思うね。凄い。意地ってやつなんだろうけど、辛くても命にしがみつきはしなかった。薄々とは感じていたけれど、広大な観点から観れば、生きる意味なんて見出せないけど、生きる目的としては、このことを感じることなのかもね。だから、オンボロでも、みっともなくても最期まで生きる価値があるんじゃないかな。まぁいいや。 さて、もう二段、周波数上げる必要が。 骨組みは在る。どんな肉(細胞)つけるか、見出せるか。 これじゃねぇ、あれじゃねぇって、広大な宇宙からパズルのピースを見出す作業ね。 覚えていないだろうけど、氏が言った言霊に究極の本質が在る。 耳鳴りように、鼓膜に残ってる。 それはそのまま出せばいい。 けど、そこに辿り着くまでの動線を見出すこと。 これができれば、多分流れていくだろうね。 #
by officemigi
| 2025-01-07 23:39
| 林建次の日々
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正月返上で原稿籠り生活ですが、脳と身体がようやく世界観に馴染んできた。この周波数に合わせるまで時間がかかることがある。 毎回、全く違う山に登っていく感じでしょうか。精神をそぎ落とす分、時に怖くて逃げ出したくなることもある。 身体も痛いし、もうやめちまえばいいのに、ってなると、 なんでやってるんだろうていう原点に帰らされることになる。それで納得して、また前に進む。 やれやれ、まるでシーシュポスじゃないか。 特に一年前、ジャパックスの25周年記念誌を書いている時がそうだったね。 繰り返しの執拗なインタビューも終えて情報も集まっているのに、不安と恐怖で全く書けなくなってしまったことがあった。結構なキャリアを積んで来ているはずなのにね。 振り返ってみるとだが、25年の歴史のある会社に対して、細胞まで染み渡るほど自分は体感できているのか、理解できているのかと言うことをずっと自問自答していたような気がする。頭ではなくて、肌感覚として、まだ足りていないと判断してるような。半年で仕上げるということは、4カ月の取材と言う計算になる。ギリギリだが順調に進めばいけるはずだと判断したが、かなりタイトだった。だから不安だったし恐怖が在った。 表面的なことは充分書けるけれど、そのもっと先にある奥行きと言えばいいのか、魂と言えばいいのか。 感情の奥底にシンクロできるのかどうか。 多分、そういうことが自分にとっては大事なことなんだろう。やはり繰り返し体感することで、その肌感覚を踏まえて、やっと書く作業にもっていける。おそらく、一般的にはそんなことまでする必要は無いのだろう。 生産性や効率を考えれば、この仕事に向いてるとはとても思えない。写真もそうだろうね。 どちらにしても無駄が多い。 けど、意味のなさそうなことや無駄なことを積み上げることで、ようやく他にはないものができるんじゃないかなとも思う。そういうものを求められているのであれば、だね。 とにかく、この半年は与えられたいくつかの仕事に集中しないといけない。 精神と身体のメンテナンスが大事だね。 それが終わってから、自分の作品に集中しようと思う。 #
by officemigi
| 2025-01-05 22:44
| 林建次の日々
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