【オフィスミギ】晴れ男なものですから

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もう、6年ぐらい前のことです。


後楽園ホール。


ある方にひどく叱られたことがありました。




僕は生意気盛りだったんだと思う。



この頃は、身体の痛みなんて、気迫でカバーできるだなんて

思い込んでいて、ひどく目つきも悪かったかもしれない。


まだ、ろくに体力もなく、体重はまだ57キロもなかった。



その方は僕をつかまえて、こう切り出しました。


「君、なんか、勘違いしてるんじゃないか?」


あまりの凄みと迫力に返す言葉もない。

ただ、ただ頭を下げるだけでした。



その方は新進気鋭の写真家でした。



厳しく、誇り高く、孤高な方でした。


どんなものに対しても、平等で、

染み入るような、優しさを持った方でした。


その方は最後にこう言ってくださった。


「君はまず、自分に負けている。

孤独とか、寂しさとか、あるかもしれない。

そうであっても、自分に勝つことができなければ、

いくら写真を撮っていたとしても話にもならない。

まずは自分に勝て。

今度、一緒にメシでも喰おう」



以来、その方は僕の心の師です。


今回の「生きる〜」の出版にあたり、

本当に無償で各方面の方々を紹介して頂いた。

いかにこの本がいいかをことあるごとに、

いろんな方々に言って下さっている。


だから僕自身はその責任を背負わなければならない。



ありったけの想いを込めて2冊の本を出したけど、

抜け殻のようになり、

苦しくて気力もたもてず、

気弱になり、

なにかにすがりたくって

甘ったれになってしまった。




これからが勝負なのに。



暗室に貼付けてる1枚の年賀状。

今から6年前に心の師から頂いた。



僕はそれをバイブルにしていた。

どうにもならんくらい苦しい時、

それを読み返して踏ん張った。



そこには当時の僕にむけて、

こんなメッセージが力強く書かれてあった。









己を信じ、


邁進する勇気をもち、


自身の素直で正直な好奇心を掘り下げた


探究心を継続する事ができれば、


必ず道は開かれる
  
       

            吉永マサユキ
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by officemigi | 2009-12-24 06:12 | 林建次の日々 | Comments(0)

そして、幕があがる

発売になりました。

是非、よろしくお願いします。


高井戸の書原さんは「生きる〜」と一緒に置いて頂いてます。

店長さん、ありがとうございます。

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それとお知らせ。


「生きるために〜」が

ダカーポの最高の本ランキング2010、

雑誌ナンバーの部門で第4位!

1位は天童荒太さんなど、そうそうたるメンバーのなかで恐縮です。

これは嬉しいです!

ありがとうございました。
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by officemigi | 2009-12-18 22:40 | BOOK | Comments(0)

断髪式

そして、幕があがる

本が完成しました。




マキノさん、緑子さんをはじめ

劇団員の方々、

その他、おおくの方々の力を借りて本が出来ました。

関わった全ての方々に感謝です。


本当にありがとうございます。



本出来るまで切らんって言ってたので、

やっと、

編集の鈴木さん、髪切れます。



感謝を込めて、撮ることになりました。


断髪式です。


本当は10月予定でしたが、案の定,予定はオーバー。



編集部にて  若干お疲れなんでしょうか。

それはそうでしょう、すいません。
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ここまでのびたんは君のせい、

怒っているんでしょうか?
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睨まれてます。   申し訳ございません。
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頼んでもないのに、いろんな顔しよる。  

うれしいんと、恥ずかしいんが混ざっちゃったんですね  鈴木さん
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やっと切れます おめでとうございます
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きもちよか〜 これがたまらんです やめられません
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全て終了  頼んでもいないのに、キメのポーズはさずがです
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本の詳細など、またアップします。

取急ぎ。
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by officemigi | 2009-12-17 17:21 | 劇団MOP | Comments(2)

帰って来ました。


榎本選手の試合は残念な結果になってしまいました。

レフリーストップによるTKO。


勝つ、という結果を出すのは本当に命がけです。


それはボクシングだけではなく、

仕事でもなんでも、必死で求めれば、求めるほど

その重圧は比例して自身にのしかかる。



周りも悔しいが、

本人が一番堪えてるにちがいない。



昨日のまだ暗闇の時間に、石上神宮にいました。

明かりだけが点いていて、誰もいない。

暗いうちは、いつもよりさらに重く、鋭い空気が流れてました。

朝の日が差すまで、ただ手を合わせてました。

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by officemigi | 2009-12-07 06:01 | 林建次の日々 | Comments(0)

今から神戸に

行ってきます。


あすは、榎本のランキング復帰をかけた勝負の試合です。




にしても、ドタバタで、ぎりぎりまで新幹線か車かで悩む。


新幹線の方が楽だ〜。

たかが3時間程度なのに、

あえて駅弁とか買って

わかったような顔をして食べてみたい。


が、バカみたいにわざわざ車で行くことにした。

そのほうが気持ちが入るような気がする。
(多分、途中で後悔するんだろーなー)


朝方、奈良によって石上神宮へ。

本が2冊できた報告と感謝を。

そして毎年変えている同じお守りを頂きに。

もちろん試合の祈願も。



合いたい人いますが、あれやこれやでなかなか時間ないっす。


スイマセン




深夜の高速道路ひとりぼっち。



なんだか、寂しいのぅ。



そんな時は、

昭和が誇る最高のおバカ映画のこの歌で。



桃次郎とジョナサンに

感謝で出発!!






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by officemigi | 2009-12-05 23:04 | 林建次の日々 | Comments(0)

なつかしいけど

負けちゃダメっす。


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by officemigi | 2009-12-04 23:33 | 林建次の日々 | Comments(0)

懐かしの

これ、たまらんです。

文太さん、たまらんです。


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by officemigi | 2009-12-02 06:16 | 林建次の日々 | Comments(0)

世界戦と今日の試合

先日の世界戦。


亀田選手、ほんとによく頑張ったと思います。


テレビの彼らは本当に生意気に見えるかもしれませんが

実際、非常に礼儀正しく、ボクシングだけに賭けてきた兄弟。

正直言うと、興毅選手には、辰吉さん、あるいは徳山さんのような

ボクサーとしての才能はないと思う。


それでも、絶対に勝つ。


今の力で内藤選手に絶対に勝つためにどうすればいいのか?

感情にまかせて、やみくもに打ち合っても勝てない。

当たって砕けろ、とか玉砕覚悟で。

勇気はいるけど、その方が楽だし、盛り上がる試合にはなると思う。

ある意味、震えるような瞬間があるのも事実。

でも、勝ちには繋がらない。


そんな試合をいくつも観て来た。


亀田選手は内藤選手に絶対に勝つために、いやでも自身の弱さにも向き合って

そうとう苦しんでいたんだと思う。

あれだけのメディアや世間の屈辱に耐えて、結果を出すことで見返してやると。

やはり、モチベーションが半端ではない。

派手なパフォーマンスはあまり好きではないけれど

本当に凄い奴だなと思いました。



負けたけど内藤選手も本当に凄い。

ここまでのし上がるのに、いくつもの試練に耐えて来た。

日本の恥とまでいわれた世界初挑戦の1RKO負け。

世間からそうささやかれても、

ひとつひとつ、勝ち続け、日本、東洋の王者となり

結局、3度目の挑戦で世界王者となった。



あの名チャンピオン徳山さんも、実力があるのに、在日ということでスポンサーがつかず、

多額のお借金をしてまでお金を集めて、やっと世界タイトルマッチにこぎ着ける。


「これで負けたら、夜逃げしような」


だからこそ、絶対に勝たねばならなかったし、実際に勝った。

ある程度のレベルに達していると、相手より絶対に勝つという気持ちを持ったものが、

絶対に諦めなかったものが、勝利を手にしていると思う。



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今日、山口真吾が無惨にKOで負けた。


もう一度、世界を目指しての復帰2戦目だった。




真吾には、他の人がどんなに努力しても持てないボクサーとしての華があった。

太陽のように眩しく輝いてみえた。

真吾と初めて会った時、こんな奴が世界をとるかもしれない、そう思った。

多くのひともそう感じてた。

僕はそれに魅せられて、撮り続けた。



いつも、試合前に真吾には多くのことを、僕なりに真剣に伝えていた。

時には、キツいことを言ってたかもしれない。

チャンピオンになって欲しい一心で。


ここ最近、僕自身に余裕なく、今回それをしなかった。


それを伝えたからといって、結果は変わらなかったのかもしれない。

でも、伝えきれんかったことに後悔してしまう。




試合後、放心の真吾に奥さんのあきさんと、

1歳になる息子が寄り添っていた。

あきさんは表向きには負けたことなど意に介さず、いつものように息子と笑っていた。

無事だったことが、なによりなのかもしれない。


家族。


真吾にとって、なによりも大切なもの。

それはボクサーとして生きて来たからこそ、手に入れたもの。


いいじゃないか。



帰り際、いつものように、あわただしくたたまれるリング。

今日だけは撮ることにした。


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by officemigi | 2009-12-01 03:07 | 林建次の日々 | Comments(3)