【オフィスミギ】晴れ男なものですから

1/16

なにやら目覚める。
わからんけど、ふと父の夢見た。
あんまり寒いんで、父が使っていた掛け布団を
ひっぱりだして寝ていたからだろうか。
さらに、会ったこともない祖父のことが脳裏に浮かんだ。

祖父は原爆の残留放射能で被爆して亡くなったのだという。
小さい頃から、ずっと会いたいと思っいた。
というより、生きていたのならどのとうに私と接してくれたのだろうと思う。

小学生の低学年の頃、祖父の法事があったと記憶している。
その時、祖母の涙を初めて見た。
幼い自分なりに戦後の厳しい時代を気丈に生きてきた祖母の想いを知った。
だから、なおさら祖父に会いたいとも思った。
それから家で密かに、アルバムを一人で漁った。
一枚の写真に出会った。
父や母の若い頃の写真が出てくる中で、ああこの人が祖父だとと確信した。
ウェストアップで古びたモノクロ写真。
10センチにも満たない写真。
軍服を来て腰に刀らしきものを携えて、こちらを見据えている。
心の奥底を凝視されているようで、ぞっとするほどの迫力があった。
怖いと思いながらも、やっと会えたという喜びがあった。
以来、思い立ったときに押し入れを開けて探し出し一人でマジマジと眺めていた。
祖父はどんな思いで生きていたのだろう、あるいは亡くなっていったのだろう。
そんなことを、祖母から、あるいは父から聞いてみたかった。
そんなふうに考えていたことを思い出した。

つい最近の幸福を想う。
[PR]

by officemigi | 2014-01-16 03:48 | 林建次の日々 | Comments(0)
<< 1/19 2007年4月  >>