【オフィスミギ】晴れ男なものですから | |||||
宵待で出会ったお二人の結婚式だった。 彼らが、自分の写真の撮るスタンスを気に入ってくださり依頼された。 式の当日だけ撮ったってつまらないだろ? ということで、これまでのお二人の約束の地を巡り、 自宅にいる何気ない日常にもお邪魔し、 アーティストの文憲さんのジュエリーの制作過程も撮って、 そこにお二人の想いを込めた作業も撮り、喜びに溢れる両親ともセッションし、 そして癌でなくなった新郎の兄のお墓参りに同行し、 彼がいまも愛していることを伝えて、そして撮った。 今日は、式前の美しい深大寺で、お二人のご両親をそれぞれ引っぱりだして、 散歩しながら撮らせて頂いた。正装した二人こう言ってみた。 「せっかくだから手をつないで歩きまっしょうかぁ〜!」 夫、いや無理っ! 妻、そんなの無理ですよ。。。。 「そんなはずないでしょう!この庭園みたいなとこで誰も見てないから大丈夫ですがな!」 夫、いや、しかし。。。 妻、。。。。。。 「お父さん、強引にいかなぁダメですよ!早くしてくだされ!じゃないと俺、帰りますよ」 で、嬉し恥ずかし、手を繋ぐ。ふたり、目は泳ぎまくる。 おお、素敵すぎる。初々しいのだ。なんて美しいのだろうと思った。 で、新郎新婦に、それぞれの両親が、嬉し恥ずかしで手をつないで歩いてる写真を見せて、 「今日、あなた方はこれよりも遥かにアツくなければならない」 的なことを伝え、和装にもかかわらす、両親にまけじと手を繋いで歩いていた。 最高です。 実に幸せな一日でした。 アキラさん、ともちゃん、おめでとう! 一生ものの本作ります。
by officemigi
| 2013-10-20 02:24
| 林建次の日々
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