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【オフィスミギ】晴れ男なものですから

午前中

写真教室の前に、今まで撮らせて頂いた職人の方々が
想いを込めて作った作品がある足立区へ。(敢えて作品と言わせて頂きます)
たかだか数時間一緒に居たからといって、私ごときがそのすべてを体感として解るはずもない。
彼らのほんの僅か一部だけを撮らせて頂いたにすぎない。
完成して生活が始まり数年たった家がどのような佇まいでいるのかを
どうしても感じてみたかった。

鳶、大工。

それぞれの職人たちが蒸し風呂のような環境で汗を流しながら、
黙々と当たり前のように作業をしていた現場を見てきた。

大胆で繊細。

彼らの誇りを賭けたその仕事ぶりは、当たり前のように、ただそこに存在するのみ。
だが私には、目には見えなくとも彼らの妥協なき汗まみれの鼓動が聞こえてくるようだった。
やはり来てよかった。
心が震えた。
書く前に、どうしても感じてみたかった。

その後、写真教室はてんやわんやの大騒ぎで実に楽しかった。
もう技術的なことは、さんざん教えてきた。
けれど、結局はそれを越えたところで写真は撮るものだと。
ようは心意気だということが伝わっただろうか。
カメラというものは、撮影者と被写体の仲を取り持つ素晴らしい媒体。
ただ、それを無限大に広げていけるかどうかは、その人次第なのだと思う。

その後、あわてて東京へもどり、宵待草へ。
幸せなな時間を共有する。
いい仕事が出来ているなと実感。

その後、タクさんのところへ行き、打ち合わせ。
息子のユウダイくんに数年ぶりに会う。
素晴らしい親子だなと思った。

明日は書くことに専念しよう。

by officemigi | 2013-09-08 00:58 | 林建次の日々 | Comments(0)
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