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【オフィスミギ】晴れ男なものですから

夕刻より

真輝と新宿にて。
彼は、2009年,網膜剥離でボクサーを辞めなければならなかた時に、「生きるために人は夢を見る」を手術後の病室で読んでくれた。そして私にメールで自身の絶望的な状況を伝えながらも、この本と出会ったことで、ボクサーとしては無理でも、希望を持って生きていくことを明確に伝えてくれた。そう言い切ることで、自分を必死に保っているようにも感じた。あたらめて自分たちが作った本の価値や責任を知った。彼のことを調べた。真輝はsバンタムのホープで負けなしの新人王の優勝候補で華のあるボクサーだった。以来、彼とは節目のときに必ず会った。今日もそうだ。お互いの近況を語り、約束し別れた。ベタベタした付き合いではない。それがいい。今、自分の信じることに全力で取り組んでいる。だから、当然いい顔をしていた。彼の心意気に感謝である。いずれ、真輝のことを書くときが来るだろう。

by officemigi | 2013-07-02 00:08 | 林建次の日々 | Comments(0)
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